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どうして人の気持ちがわからないのか?vol.1

2022年08月12日

どうして人の気持ちがわからないのか?vol.1

 

 

現代社会独特の環境要因が、

人間のコミュニケーション能力を低下させている!

 

人間は人と関わりながら、より良い人との関わり方を学習する。

しかし、

現代は核家族化が進行した社会。

現代独特の環境要因が、現代人のコミュニケーション能力に

与える影響について理解をしなければならない。

 

 

 

他人の気持ちがわからない人が増えている。

 

近年、コミュニケーション能力の低下が、

さまざまな社会場面で問題視されている。

 

職場で

意見を求められても、自分の意見を発言するのが怖くて

 黙り込んでしまう人。

 

友人に

自分の思いや気持ちを伝えることが出来ずに、

信頼関係を築けない人。

 

 

悪気なく言った一言が大切な人を傷つけてしまい、

 自分も傷ついてしまう人。

 

 

人間関係で傷ついてしまうと、他者に対して一時的に恐怖心を抱いたり、

自分の気持ちを打ち明けることに苦手意識を持ってしまうことがある。

 

だが、最近は

「一時的な恐怖心・苦手意識」というレベルではなく、

かなり長い期間、苦しみを抱え続けなければならない人が出て来ており、

他者と接触することに強いストレスを感じるケースが増えてきている。

 

 

 

 

なぜ、そのような人が増えてきてしまったのか、

 原因を探してみた。

 

 

核家族化説

 

「核家族化」が現代人に与えた影響

三世代大家族が多かった頃は、子供が学校から帰ると誰かが家に居て

「おかえり」と声をかけてくれていました。

 

子供達は、学校での出来事や、

友達と話したことや遊んだことを家族に話し、

大人は子供の話に耳を傾けるという、

ごく自然なコミュニケーションが、多くの家庭で見られていました。

 

 

しかし、

核家族化が進んだ現代では、子供が学校から帰っても

「おかえり」

と声をかけてくれる人がいないケースが多く見られます。

 

 

祖父母と別居したり、同居していたとしても玄関を別にするなど、

生活空間を完全に分かることにより、

”子供が安心してコミュニケーションをとれる家族がいない”

という環境が増えています。

 

 

人は、他者と関わる中でより良い人間関係の築き方を学習していきます。

 

つまり、

核家族化は、

子供達のコミュニケーション学習経験が

得られにくい環境を

作り出してしまったのです。

 

 

 

 

 

 

今日は、ここまでにします。

明日は、本日の続きで、異なる方面から

コニュニケーション能力への悪影響を探っていきたいと思います。

では、

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

心を和らげる相談室 HEART     代表   杉野 茂広

 

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