サラリーマン時代、東芝の製造部門にて10年間従事。家庭を省みず仕事が多忙を極める中、妻との関係づくりがうまくいかず離婚。この時、自分がお酒に走ってしまい「アルコール依存症」になりました。会社の福利厚生がしっかりしていたので、アルコール依存症のまま休職手当てを頂きながら療養していましたが状況は何も改善せず、会社に助けてもらっては何も改善しないと考え、自分で働かないと医療費が払えない状況にするために退職し、療養費を自己負担しながら郵便局でアルバイトを始め、自分をあえて窮地に追い込みました。
働かなければ自分が医療費を払えない。行動しなければ「アルコール依存症」は改善しない。そして自分の行動の結果、「アルコール依存症」を抜け出した時にふと、家族や友人の力で自分が抜け出せたことに気付き、今度は自分が「私の様な人生を誰にも歩んでもらってほしくない」こと、そして今まで負い目を感じていた「アルコール依存症者である」ことを堂々と告白することで、自分自身のマイナスであった部分が誰かの為にプラスになればよいと考えました。同じ思いで悩んでいる方の心の改善を行うべく、メンタルケア心理士などの心理資格をいくつか取得し三重県鈴鹿市に【心を和らげる相談室】を開設しました。
「元アルコール依存症」だからこそできる「理解」と「行動」で、症状へ向き合います。
一番、皆様に伝えたいことは、「困った時には適切、或いは適任な人物が必要であるということ」です。
そして、皆さんには、「私のような嫌な思いをしてほしくない!」「第2の私になってもらいたくない!」…というのが切なる願いです。
以上のような事から私はクライアントの目線に合わせ一緒に考え・歩み・共感しあい、クライアント様に全力で寄り添ったカウンセリングを行うことを宣言させていただきます。