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Q.家族からアルコール依存症のような気がするから病院へ受診するよう促されましたが、自分では全くそのように感じません。アルコール依存症とそうでない人の違いはどのようなものがありますか?

アルコールも飲み方、量、頻度は個人差があります。
しかしながら、質問者様は御家族に心配をかけさせれる様な「飲み方」なのかもしれませんね。

一番の違いと一番厄介な点は紙一重を言ってもいいでしょう。

御家族=心配
御自身=平気

アルコール依存症は認否の病気でもあります。
特徴的なのは、自分のアルコール摂取に対する認識が非常に甘い事が挙げられます。
御家族、御友人などには「おい、おい大丈夫なのか?」と思われがちです。
でも、本人は好きで飲んでいる事が多いです。

下記に、一般的にアルコール依存症にありがちな前兆的な症状を書き込んでおきます。
2つ以上あてはまるようであれば御家族の為にも一度、専門機関での受診をお勧めします。
何もなければ、それはそれで良いことですから。

・飲酒する度に深酒になってしまう。
・酔いつぶれて寝てしまうことがよくある。
・飲んだ次の日に、前日の記憶に曖昧な部分や、記憶の欠落が多い。(どのように帰ったのか覚えていないなど)
・二日酔いが酷いときは迎え酒をしてしまう。
・寝起きに、二日酔いが酷く「今夜はお酒を控えよう!」と決心しても、夜には晩酌をしている。
・飲んで他人に迷惑を掛ける事が多い。(喧嘩や泥酔)
・お酒が切れるとイライラしたり、発汗、妄想、けいれん、「手が震える」・・・しかしその症状「けいれん」を除き、は飲酒すると治まる。
・休日は、朝から飲んでしまうことがある。
・酒の席では最後まで付き合う事が多い。
・一人酒をする時が多い。

以上10項目に絞って記載しましたが厳密に書き込むのならば、もっともっとあります。
主要な部分、万人にありがちな項目を抜粋して10項目にしました。

毎日、毎日飲むからアルコール依存症になる訳ではありません。
勿論、飲む機会が多いほどアルコール依存症になるリスクは上がります。

アルコール依存症は「精神的依存」と「身体的依存」に区別することがありますが、どちらも次第に飲酒量が増えていき自己の意思とは裏腹に飲まずにいられない状態に陥ります。

そうならないためにも、一度受診なされては如何でしょうか?

Q.かかりつけ医からアルコール依存症の疑いがあること、専門医への受診を勧められました。専門医ではどのようなことを聞かれるのでしょうか?

飲酒の頻度、飲酒量、睡眠障害の有無、幻覚・幻聴 等々を問診されると考えます。
飲酒時の状態、また、飲酒時の記憶障害(飲酒時の事を覚えているか否か)
他には血液検査によるγーGTPの値などもあるでしょう。
アルコール専門機関では「精神面での異常」も視野に入れてきますので、日頃のストレスや「どの様な理由でお酒を飲むのか?」と問われると考えられます。
例えどんな理由であれ「飲酒に繋がっているのであればアルコール依存症の可能性は多いにあります」
「かかりつけのDrが疑う」のであれば更に確率は上がると見込みます。

Q.夫が毎日毎日昼間から飲酒生活を3ヶ月程度続けています。飲酒の習慣化がアルコール依存症になるらしいですが、夫はアルコール依存症でしょうか?

連続飲酒が、アルコール依存症に繫がるのは事実です。 毎日、昼から寝る前まで飲み続けておられるのであれば「アルコール依存症」を疑う余地は十分にあります。
3か月、休肝日無しでいるのであれば、かなりの確率で「アルコール依存症」を疑うべきでしょう。

ご不明な点が解消されなかった場合、よろしければこちらからご質問ください。

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