2022年08月28日
心を理解する「ヒント」隠れて利用することが鉄則
行動心理学の実験結果は、
人間の「個人差」に対応できない。
行動心理学の実験結果は、大多数の人間の心理的傾向・特性を証明した
学問であるため、行動心理学の実験結果は多くの人に当てはまる
心理的傾向であると理解して間違いありませんが、
「しぐさ」には個人差があることを理解しておかなければならない。
「しぐさ」の解釈は「絶対」ではない!! ということです。
個人の状況や癖には対応できないことを覚えておかなければならない。
先程も述べたが、
行動心理学は、あくまで人間の一般的傾向を明らかに
した学問なので、人間の個人差には対応できません。
人間は誰しも「癖」を持っていますし、
痒かったり、痛かったりすると、心理学的な事象とは
関係なく触れるしぐさが見られます。
しぐさを解釈する時には、
決めつけないように注意しましょう!
行動心理学の実験結果の利用方法とは?
行動心理学の実験結果を用いて、
しぐさから心を読み取る上でのポイントは
「絶対に○○だ!」と、捉えるのではなく、
「もしかしたら、○○かもしれない・・・」と
様子を伺いながら解釈していくことが重要です。
「絶対に○○だ!」と決めつけ、
その解釈を相手にそのままぶつけてしまうと、
相手はあなたに対して、あまり良い印象を持つことができません。
もしそれが正しい解釈だとしても、
相手は自分の心を見透かされたような感覚に陥り、
あなたを警戒してしまいます。
そうなると、折角人の心を正しく読む力を身につけても、
他者と良い関係は築けなくなってしまいます。
正しい解釈でも間違った解釈でも、しぐさから読み取った解釈をそのまま
相手に伝えることは、出来る限り避けた方が無難です。
しぐさ から読み取った他者の本心を、
良い人間関係を築くためのヒント
として活用できるようになりましょう。
では、本日はこの辺で失礼します。
ありがとうございました。
心を和らげる相談室 HEART 代表 杉野 茂広
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