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パーソナルスペースとストレスの関係

2022年08月23日

パーソナルスペースとストレスの関係

 

 

パーソナルスペースとは心の距離、言い換えると心のバリアともいえる。

 

自分を守るべきバリア(パーソナルスペース)を無視して

自分の大切な領域に相手が踏み込んでくると、

特に自分では意識をしていなくても知らないうちに

ストレスがたまってしまうことがあります。

 

逆の言い方をすると、

相手が心を許す前に相手の領域に踏み込んでしまうと

ストレスを感じさせてしまうということです。

 

 

例えば、会社で上司から注意を受けたとします。

 

 

一般的に上司と自分のパーソナルスペースは、1.2~3.5mです。

 

3.5m以上離れて注意を受けているときと、

1m以内に近づいて注意を受けているときでは、

圧倒的に後者のほうがストレスを感じるのではないでしょうか。
 

 

 

ストレスから自分を守るためにも、

自分のパーソナルスペースはできるだけ維持するように心がける

また、

相手のパーソナルスペースを尊重して、

お互いに良好な関係を築くことを心がけると

ストレスを軽減させることができます

 

 

パーソナルスペースの広い人の特徴・心理とは

 

パーソナルスペースの広さは、男女の差だけではなく

個人によっても違います。


パーソナルスペースの広い人にはどのような特徴があり、

どんな心理が働いているのでしょうか。

 

 

 

パーソナルスペースの広い人の特徴

パーソナルスペースが広い人には次のような特徴があります。

 

◆1人でいることが好き

 

◆みんなでワイワイ騒ぐことや集団行動をすることが苦手

 

◆マイペース

 

◆自分の決めたことを相手に乱されたくない気持ちが強い

 

◆人から頼まれたことを断るのが苦手

 

◆自分に自信がない

 

 

 

パーソナルスペースが広い人は、

相手に合わせたり、

自分のペースを乱されたりすることを嫌う傾向があります。

 


そのため、

集団行動が苦手で大勢の人と一緒にいるのが苦手な人が多いです。

 

 

 

パーソナルスペースが広い人の心理

パーソナルスペースが広いということは、

できるだけ他者との距離を保ちたいという気持ちが

あるということです。

 

 

 

距離を保ちたい理由は、

「人とかかわるのがわずらわしい」

「自分以外のことに興味があまりない」

「自分に自信がない」

といった心理状態になっていることが考えられます。

 

 

“ パーソナルスペースが広い人と付き合う場合、

相手の保ちたい距離を開けずに近づいてしまうと、

相手がますます離れてしまう可能性があります。 “

 

パーソナルスペースが広い人をうまく付き合うコツは、

すぐに仲良くなろう、信頼関係を築こうとせずに

時間をかけて相手の心に近づくことが大切です。

 

 

 

 

パーソナルスペースの狭い人の特徴・心理とは

 

パーソナルスペースの狭い人はどのような特徴があり、

どのような心理状態の人が多いのでしょうか。

 

 

パーソナルスペースの狭い人の特徴

パーソナルスペースの狭い人には、次のような特徴があります。

 

◆自分に自信がある

 

◆必要以上に相手の影響を受けない

 

◆大勢の人とワイワイと騒ぐことが好き

 

◆相手との適度な距離感を保つコツを知っている

 

◆社交的

 

◆人から何かを頼まれても必要に応じて断ることができる

 

 

 

パーソナルスペースが狭い人は、

自分に自信があり、

相手と適度な距離感を保つことができます。


そのため、空間によって自分を守る必要をあまり感じていないので

性格も社交的で活発な人が多いです。

 

 

パーソナルスペースの狭い人の心理

パーソナルスペースが狭い人は、

相手との距離感で自分の気持ちが乱されたり、

自分の行動を制限されたりすることがないと考えています。

 

仮に周りの人から誘いを受けたり、頼まれごとをしたりしたとしても、

自分の意思で決断することができるため自分を守るために

自分と相手との距離を取る必要を感じていません


ただし、

好意のない相手に対してもパーソナルスペースが狭いわけではないので、

信頼関係を築くまでは適度な距離感を保つことは必要です。

 

 

 

パーソナルスペースが、「広い 狭い」と表現してきましたが、

誤解を生じさせる表現なので、

「相手との距離が、遠い、近い」と判断して

頂いた方が理解しやすいと思います。

 

信頼関係のない相手がいきなりパーソナルスペースに踏み込まれてしまうと、

嫌悪感や恐怖感を与えてしまうこともありますのでご注意ください。

 

 

 

 

 

では、本日はこれにて失礼します。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

心を和らげる相談室 HEART     代表   杉野 茂広

 

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