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アルコールを断ちたい方へ

2022年02月28日

アルコールを断ちたい方へ

 

ようこそ、元アル中患者のカウンセラーのブログへ

 

ここに寄り道してくれた方は、多かれ少なかれアルコールに関する悩みを

お持ちか、御家族、御友人に深刻にアルコール問題で悩んでいらっしゃる

方々でしょう。

 

 

私自身、正確な事は覚えていませんが、26年前、前後でアルコール依存症と

診断されました。

 

 

 

嫌でしたねぇ~

 

 

 

 

精神病院

 

 

 

 

 

誰が精神異常なんじゃ!

酒が好きなだけじゃわ!って抵抗して。

 

 

 

どうして抵抗したかって?

 

 

 

アルコール依存症と診断されると一生「酒」が飲めないからです。

 

 

 

そして、止めていても一滴でも飲めば元に戻る!

 

 

つまり、今、富士山の山頂に居たとしても

酒を飲むことによって一気に山頂から転げ落ちて・・・

 

 

その落下スピードは加速度的で、

麓をも通り越して一気に地獄まで到達しかねません。

地獄というのがあればの話ですが・・・。

 

 

 

どうしてアルコール依存症と分かったのか。

 

 

よくある話ですよ。

 

 

手の震えが止まらなくなったのです。

 

 

しかし、一口でも「酒」を飲むと「ピタッと止まる」

 

 

よく聴く話でしょ?

 

 

 

でも、体験しているので「ホンマにこんなことになるんや」って自覚症状を認めました。

 

 

 

そう、だから、

精神病院に行くまでもなく自覚症状は認識していたのです。

 

 

 

でも、たかがアル中。

 

 

舐めていました。

 

 

 

 

アルコール依存症になる前に、結婚はしていました。

 

 

 

でも、まだお互い「好き」と言うだけで結婚したのでしょうね。

 

 

 

「好き」だけでは長くは続きませんでした。

 

 

 

私も若い頃は勝気な性格で、親元を離れてから好き勝手していました。

 

 

 

不良旦那ですね。

 

 

 

そのうち、当時の嫁は私の夜勤の時に出歩くことを覚えました。

 

 

 

行き先は、浮気相手のバイト先の店長のアパートという事は

後輩に頼んで監視をつけた結果、分かりました。

 

 

 

しかし、私も「夜勤」があります、夜勤は、ほとんど休むことが許されないのです。

人員的に、一人欠けると上手く仕事が回らないので、どうしても出勤しなければなりませんでした。

 

 

 

その休めないと言うジレンマと浮気をされているという事実はすぐに結果として現れました。

 

 

 

一番、恐れていたことが起きました。

 

 

 

 

当時の嫁が、相手の子を妊娠してしまったのです。

 

 

 

 

私も不良旦那でしたから、あまり嫁を責める事は出来ませんでした。

不良旦那といっても「女遊び」をすることは全く無かったです。

 

 

 

 

ただ、他事で遊びが過ぎて嫁さんに「寂しい思いをさせていたのは事実です」

 

 

 

自分の蒔いた種ですが、結局「離婚」となりました。

 

 

 

想像以上に、メンタルではとてつもない負荷が自分自身にかかっていたのは

事実です。

 

 

 

その負荷を軽減させる、忘れる理由で、

「酒」で本来の自分の苦痛を緩和させる方法を選んだのです。

 

 

 

よもや、自分がアルコール依存症になるとは思ってもいませんでした。

 

 

離婚後、何もかもヤル気がなくなり、気が付けば「飯も食べず」

主食も、おかずも「酒」でした。

 

 

 

 

 

正常な判断を下せなくなっている状態での「酒」という都合の良い逃げ道を見つけてしまったのが転落の始まりでした。

 

 

断酒会にも入会しましたが、

「なんだこれ」

ただの、自分の生活を振り返っているだけじゃないか?と思っていました。

 

でも、それには意味があったのですね。

初回は、皆さんの「体験談を聴いている内に「ただの反省会」で進歩がない。

と、思っていたのも事実です。

 

しかし、過去を振り返ることによって、自分に対して戒めの意味もある

ことに気づきました。

 

 

 

 

沢山の人々の経験談を聴き、沢山の人々の「考え方を吸収する」ことが出来ました。

 

「お酒」で悩んでいる方は是非、

断酒会に踏み込むことをお勧めします。

 

 

他には、入院中にも様々な「アルコール依存症者と出会いました」

 

 

 

幻覚、幻聴を抱えている方の話は興味深かったです。

 

 

 

小さな虫が身体を這い上がってくる事が多くの意見でしたが、

私自身は、幻覚も幻聴もありませんでした。

 

 

 

 

笑い話に聞こえるかも知れませんが「ある人」は虫ではなく

大量の「のらくろ」が現れるそうです。

 

 

 

 

そうなんです。

 

 

 

人によって幻覚も違うのです、

一般的には先程の様に小さな虫が集団で身体を這い上がってくるらしいです。

 

 

 

私は、幻覚・幻聴はありませんでしたが、

アルコール性てんかん発作を起こすのが特徴でした。

 

 

 

知らない間に病院に居たり、

道端で倒れていたりしていました。

 

ですが、決して記憶に残ってはいないのです。

 

 

何で病院に居るんだ? と、思った事も多いです。

 

 

アルコール性てんかん発作は、脳にダメージを与えるので脳波検査も受けました。

 

異常は見つかりませんでしたが、根本には「アルコールが要因である事は事実です」

 

 

 

そんな日々が続き

5~6年間を無駄に過ごしました。

 

 

 

アルコール依存症と診断された方のショックはかなり大きいでしょうが、

止める勇気を持つことが最も大事です。

 

止めれなければ、クリニックやカウンセラーに相談してください。

 

 

 

私の場合は、経験があるので「気持ちは理解出来ます

 

 

 

一般の方々は「アルコール依存症に、それほど興味を持っていません」

 

 

 

 

しかし、診断結果が出た以上、抵抗はしたくなるでしょう、

でもその診断結果を

真摯に受け止め「お酒を断つ」ことが、

一番大切であり、

最も難しい事も理解しております。

 

 

 

 

アルコールに関しては

「専門知識が豊富なカウンセラー、Drを選ぶべきです。」

 

 

 

今でも「アル中」と言う言葉は使われますが、

その症状が悪であり人は悪ではないのです。 

 

 

 病気がそうさせているのです。

 

 

 

お困りの方は、当カウンセリングルームまで・・・

自信をもって対応します。

 

私の様に、「きっぱり、お酒と縁を切りたい」と思われている方こそが、

寛解する可能性は十分にあります。

 

 

 

 

 

それには、先ず御自身で

「アルコール依存症者であると認める事が、最も重要です。」

 

 

恥じる事はありません、隠れ依存症者の方がもっと沢山いるのですから・・。

「寛解に向けて一緒に頑張って行きましょう!」

 

 

 

 

 

 

心を和らげる相談室 HEART  代表  杉野 茂広

 

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