2022年01月06日
本格的に始動始めました。
今年もよろしくお願いします。
皆様、良い年をお迎えになられたことと思います。
「いいね」「フォロー」頂ければ幸いです、凄く励みになります。
そして、「いいね」「フォロー」してくれた方、ありがとうございます。
新年一発目は、
昨年からの継続となります(段平の自我状態の変化からです)
キリの良い所で終わらせたらよかったと後悔してます。
私の最近のブログは主人公よりも脇役の「丹下 段平」に偏っていますが、
ご容赦ください。
年末に段平の「大人」としての自我状態の低下を指摘したところから再開します。
この頃の段平の自我状態は、非常に不安定で
「大人」に向けられていた心的エネルギーのかなりの部分は、
まず「自由な子供」に向けられるようになった。
心的エネルギーの一定の法則
段平の場合は「大人」の自我状態の低下が
「自由な子供」の高まりをもたらした訳であるが、
このように、
「ある自我状態に配分される心的エネルギーの増減が他の自我状態への
増減をもたらすという現象」=心的エネルギー一定の法則である。
段平のこの時期は感情の起伏が激しい
「自由な子供」時代であったと捉える。
例えるなら
・セコンドとして二度の乱闘。
・ジムのライセンス交付にまつわるいざこざで他のジム会長達への暴行。
この時期、衝動的な「怒り」の発散が多く見受けられる。
また、ジムのライセンスが承認された時には歓喜の雄叫びを31回も重ねている。
ジョーがテンプル打ち恐怖の為、一度引退を決意した時には大泣きするなど。
「自由な子供」時代であったと考えられる。
「養育的な親」の芽生え
もう一つの変化は「批判的な親」の低下と「養育的な親」の上昇である。
「養育的な親」は、国際時代に最も高くなってくるが、国内のこの頃から
芽生え始めている。
例をあげると、
・タイガー尾崎(日本バンタム級チャンピオン)戦との直前、
(対戦相手は、タイガー尾崎所属ジムの相手で、尾崎が録画していた)
スパーリングに出向いた墨東拳で、タイガー尾崎と会長連中がスパーリングを録画していた事に腹を立てたジョーが暴言を吐き、
段平はジョーの身代わりになって殴られようとした。
・タイガー尾崎戦でKOされる寸前にタオルを投げ入れたりしている。
ジョーの身代わりになろうとしたことは初めてではないが、以前の様に
自分の夢を達成してくれる道具としてのジョーを壊させまいとするのではなく、
今回は愛他的な動機づけで身を挺している。
また、ダメージを恐れてタオルを投げるという行為は、
素手で気絶するほどのパンチを与えてクロスカウンターを体得させよう
とした過去と「対照的」である。
このような、ジョーの身をいたわること、そのものを目的とする行動は、
これまでほとんど見られなかった
「養育的な親」の胎動を示している。
「順応した子供」に関しては目立った点は見当たらないが、
力石の葬儀に地下足袋を履いたまま参列するなど、他人の目を気にしたり
世間の習慣に従順であろうという意思は、あまり伺えない。
追記:段平氏の名誉の為に付け加えるが、
力石 徹の葬儀の際、一応、黒ネクタイは着用してます。
更に追記:だったら、ちゃんと正装しろよ!w
今夜は、この辺で。
ありがとうございました。
次回、『おっつぁんの「大人」の自我状態が弱まった理由』
心を和らげる相談室 HEART 代表 杉野 茂広
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