2021年12月02日
こんばんは。心を和らげる相談室です。
寒いです。 身体も財布も((笑))
今日は、TVアニメ、アニメ映画、実写映画とあらゆるジャンルで放映され映像化された漫画「あしたのジョー」について常々思っていたことを書いてみたいと思います。
今日はなんでアニメなの?と聞こえてきそうですが・・・
結論から言うと「ジョーが好きだからです」w
作画「ちばてつや」原作「高森朝雄(梶原一騎)」で構成され漫画化されました。
TV版「あしたのジョー」~「あしたのジョー2」
劇場版「あしたのジョー」・「あしたのジョー2」とありますがアニメで観たい人にはTV版の方がお勧めです。
劇場版は、かなりカットしてあるので、流れがイマイチ把握出来ない部分もあります。
最初からあらすじを書こうとは思っても居ません。
なぜなら、特に「あしたのジョー2」に関してはメンタル面の不調が顕著に描写されているので「2」をメインに書いていきます。
先ず、最大のライバルであった「力石 徹」をリングで死なせたことに責任を感じたのか、ポッカリ心に穴が開いたのかは分かりませんがジョーは1年程、さすらいの旅に出ていました。
ある日突然、一年ぶりに「泪橋の丹下拳闘クラブ」に帰ってきます。
TV版の1話目「そして、帰ってきた・・・」です。
またボクシングを始める事と、世界チャンピオンを目指し新たなスタートを切るジョーですが、破竹の勢いで連戦連勝!
丹下会長(拳キチ・おっさんの愛称)、ドヤ街の住民もジョーの活躍に大喜びです。
しかし、「マンモス西」だけは、今までのジョーではない事に気付きます。
「殺し屋ジョー」・「地獄からの使者 矢吹 丈」などとマスコミもジョーを煽りますが、マンモス西だけは、こうおっさんに言います。
「そういや、おっちゃん! ジョーのヤツまだ相手の顔面にクリーンヒットさせたことありまへんな」
・・・・ここで連勝で浮かれていたおっさんの手が止まり「そういや、そうだな」、と真顔になります。
おっさんは、既にジョーが顔面の打てないボクサーと言う事に気がつくのですが、
ジョー本人も意識してか、無意識かわからないまま全て「ボディブロー」で勝ち進んでいたのです。
しかし、次の試合で気付きが「確信」へと変わります。
次の試合は、待ちに待った「タイガー尾崎」戦。ジョーの意気込みも今まで以上でしたが、おっさんは試合中にこう叫びます。
「いいぞ、ジョー! そのままタイガーのテンプル(こめかみ)を打ちのめせ!」
「あいよー!」といつもの調子で応えるジョー。
そして打ち込む瞬間、タイガーの顔が何故か、死んだ「力石」と差し変わります。
そこで、怯んだジョーはタイガーのパンチをもらってしまいます。
「やっぱりな」とおっさん。
しかしジョーは、もう一度タイガーのテンプルを目掛けてモーションに入りますが・・・。
レフリーから「ストップ! ストップだ矢吹!」とTKO負けを喫してしまいます。
その時、おっさんは
「ダメだよジョー、何べんやっても同じさ、おめえがボロボロになるだけだよ」
試合後、タクシーでジムに向かう途中、こんな会話があります。
おっさん(O):ジョー(J)
J:なんだと!俺が顔面の打てねぇボクサーだと!
O:ああ、今日の試合でハッキリしたよ。
J:ちくしょう(おっさんの胸ぐらをつかむ)
O:なんじゃい。 おめぇはリングの上で力石君を殺した。
その罪の意識がおめぇを顔面の打てねぇボクサーにしちまったのさ。
J:俺はなぁ!力石を吹っ切って帰って来たんだ。吹っ切ってよぉ。
と、言いタクシーを止めて夜の街へ消えて行くのでした。
リングの上で人を殺す、結果的には試合中にジョーが力石に放ったテンプルへの一撃により、倒れた際、ロープで頭を強打した事による「脳内出血」が死因ですが。
当時のボクシングは15Rでしたからよく耐えたことでしょう、試合は力石勝利、最後に握手を交わす場面で力石は倒れ帰らぬ人となったのです。
ずっと、思っていたのですが「どうして『あしたのジョー2』はここまでメンタル面を強調してくるのだろう?
どうして、次から次へと心理的要素が盛り込まれているんだろう?」と考えていました。
そしたら、ある本に出会いました。
それが、この本です。随分昔の本ですが「今、読みたい本ですね」
全て読んで作者の考察と私の見解を照らし合わせてみたいと思っています。
ジョーの事を書きだしたら、まだまだ有りますがキリがないので今回はこの辺で。
一段と寒さが身にしみ、新たなコロナ株も出回り始めましたので皆様、御自身で出来る範囲で自己防衛してくださいね。
では、また。
心を和らげる相談室 代表 杉野 茂広
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