あしたのジョー心理学概論~矢吹 丈 その心の病~ PART8 | 三重県でアルコール依存症をはじめとした悩み相談を受け付けております

ブログ

  1. 三重でアルコール依存症の相談をするなら【心を和らげる相談室 HEART】トップ
  2. ブログ
  3. あしたのジョー心理学概論~矢吹 丈 その心の病~ PART8

あしたのジョー心理学概論~矢吹 丈 その心の病~ PART8

2021年12月17日

今回は自我状態に関する「交流分析」が、メインです

 

 

”地下足袋を捨てた” 丹下 段平

 

腹巻に地下足袋でセコンドに立ち、タウンしたジョーに

立つんだ! ジョー!!」と絶叫する。

 

ノックアウトされ、気絶しているジョーを抱き上げ

「ジョー! わしのジョー!!」と号泣。

 

「丹下 段平」に対するイメージは直情径行型の熱血漢のある

”おやじ”ではないだろうか?

 

直情径行ちょくじょうけいこう

周囲や相手を顧みることなく、感情のなすまま、思うままに行動すること。

 「直情」は、ありのままの感情。 「径行」は、思いを曲げずに行動すること。


しかし、これはぼんやり観ていると見逃すことが多いと思われるが、

段平もまた変化しているのである。

その変化の度合いは、“大きい“と表現するよりも「ダイナミック」と言う

言葉が適切のように思われる。

 

例えば、

身なりから始めると、考えられないが

「力石の葬儀にまで地下足袋を履いていた男が、

東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ、ジョーにとっては初防衛戦が

ハワイで行われた時から以降、地下足袋でセコンドに立つことは

無くなっている。

 

以上は見逃している方も多いはずである。

そればかりか、

マスコミとタイアップして対戦スケジュールを組もうとするなど

冷静な経営者としての才能が目立つようになるのである。

 

何故、トレードマークであるような腹巻、地下足袋を脱ぎ捨て

洗練されたビジネスマンとしての道を歩もうとするのだろうか?

 

今回は、丹下 段平の行動の変化を

 

 

交流分析の理論基づいて分析し”おっさん”の自我構造の変化と

その原因を次回から検討してみたいと思っています。

 

 

交流分析

1950年代後半に、精神科医エリック・バーンによって

提唱された一つの心理学パーソナリティ理論である。

人格と個人の成長と変化における体系的な心理療法の理論である。

応用範囲は広く、ソーシャルワーカー、警察官、保護観察官、宗教職者など

のカウンセリングで用いられる。

 

今回はここまでを御理解頂ければ幸いです。

 

次回は、交流分析で主となる「エゴグラム」について触れていきます。

「エゴグラム」は御自身でも出来ますし、日によって変化するものですから

イライラした時やストレス溜まってんな、と思った時に、やってみてください。

 

全く異なるグラフが出来上がります。

 

その説明は明日か、明後日にはアップしようと思っています。

 

 

話が、全く変わりますが、どうですか?「あしたのジョー」

凄くメンタルな部分が描かれている漫画であり、アニメでもあります。

 

他に類を見ないほど「あれや、これや」と出てきます。

 

他にも何か?・・・・と探してみても思いつきませんでした。

 

ほぼ、万人が知っているキャラクター、

又は、漫画で個性の強いものって。

 

 

今夜は、この辺で失礼します。

 

明日から寒気が流れ込んで来ます、

        十分、暖かくしてお出かけください。

 

 

 

心を和らげる相談室 HEART      代表  杉野 茂広    


 

PAGE BACK

ページの先頭へ

メールで今すぐ相談する