2021年04月24日
こんばんは。
お久しぶりです、最近は私用で忙しくなかなか書き込みが出来ない状態でした。
そんな忙しい中でも、クライアントさんは増える一方で・・・
最近、本当に「鬱に罹患している方が非常に多く見受けられます。」
原因は、様々ですが、カウンセラーとして「どの様に見立てるか?が、問われます。」
会社に行きたくない人。
会社には行けるが、途中で気分が悪くなる方。 などなど
会社に絡んだ事象が多いですね。(コロナが少なからず影響しているのかもしれません)
私達、カウンセラーは、薬を処方することは出来ません。
しかし、Drよりもじっくり話を聴き、同じ思いを共感・共有し寄り添って一緒に最善策に向けて寛解を目指すのが仕事です。
つい最近ですが、あるクライアント様から「病院の先生って、どうして”じっくり話を聴いてくれないんでしょう?”」と質問を受けました。
確かにそうですね。
Drは日に何人もの患者を診て処方するのが仕事です。
私達、カウンセラーもDrは何故話を聴かないんだ!? と、思った時期もありました。
要するに精神科、また、それに分類されるクリニックなどは何人もの患者で溢れかえっているのが現状です。
「待たせると怒る人」「気分が悪いのに長時間待たされた挙句に診察は3分もされず、最近の体調や気分だけを聞かれ薬だけを強めたり、弱めたりしています」
これも、病状の酷い方々には有効かも知れませんが、ある程度症状が落ち着いてきて「しっかり話せる状態であるのであれば、話をもっと聞いてあげるべきだと考えます」
医師に対して否定的発言をする気は毛頭ありません。
医師は、医師なりに忙しく頭を回転させ、より良い「薬」を模索しているのだと思います。
・・・・・が、しかし、本当に薬だけで「心の病気」が治るのでしょうか?
心が病んでしまった状態を「薬」と言う「力」で、常人に近づけているだけです。
いいDrならば、じっくり話を聴いてくれるでしょう。
でも、前途したように病院は溢れかえった状態です。
個人の話をじっくり聞く時間が無いのも事実でしょう。
ここで、皆さん
よく考えてください。
人間は先天性疾患を除いて、生まれつき常人なのです。
でも、なにかの・・・そうですね、例えるなら「歯車の掛け違い」で精神的に一気に落ち込む事もあります。
それを薬や入院で助けるのが医師。
親身になって話を聴いて「薬を使わず」最善策を一緒に考えて問題の根本を探し出し協力していくのが、カウンセラー。
風邪をひいたら病院で薬を処方されますが、精神科の薬は平常の精神状態に「薬の力」で戻しているだけなので「何の解決にもなりません」
精神を病んだ方には、ある程度の思考能力が回復してきたのであれば、自分自身で考えて「どうあるべきか?」「どうしたいのか?」「なぜ、こんな気分になったのか?」を考えることで、解決の糸口を見つける努力も必要です。
それは、一人では困難な場合が殆どです、
自分が何故、この様な状態に陥っているのか解らずに居る人が大半だと思いますが、必ず原因はあります。
話を聴いて、その話を更に深く聴いて、根っこの部分にどの様な原因があるのか?
それを見つけるお手伝いをするのかカウンセラーの仕事です。
根っこの部分(つまり根本的原因)に何があるのか?
では、その根っこにあったものは何ものなのか?
それをどの様に処理、又は、対応、共存させていくのか共に一緒に考えていくのが我々カウンセラーの仕事です。
Drが話を聴いてくれない!
薬が合っていない気がする!
Drが理解してくれない!
と愚痴る前、Drに不信感を持たれている方は、一度「心を和らげる相談室」に来て私とお話してみませんか?
では、今回はこれにて失礼します。
コロナが猛威を振るっておりますが、皆様、十分な対策と休養をお取りくださいませ。
心を和らげる相談室
代表 杉野 茂広
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