2020年10月08日
最近は、鬱病に関しての事案しか報告していないので、今回は、少しですが本来の
アルコール依存症について語ります。 主に「過呼吸症候群」がメインです。
久しく、自分自身のアルコール依存症を書き込んでなかったので、
前回の続き(結婚してから)と綴っていきたいと思います。
アルコール依存症と関連付け出来るとは、考えにくいですが、過呼吸症候群で一時入院していました。
一般的な「市立病院」で検査入院という名目で入院しておりましたが、様々な検査を受けても「異常なし」の回答に私自身もウンザリしておりました。
結婚後も何度も「発作に襲われ、救急車で運ばれたり、嫁の車で病院に連れてもらっていました」
過呼吸症候群は、昼夜問わず「発作が出ます」
(ここで、過呼吸症候群とは書き込んでいますが、この時はまだ病名すら判明していない状況でした。)
ある夜も、発作が現れ嫁に病院まで連れて行ってもらいました。
そこで初めて、私の病気を見つけてくれた医師と出会いました。
「手首から血液を採ったこと、血中の二酸化酸素量を測らせてもらいます。」と、言われた事は、今でも鮮明に覚えています。
そして、出た結果が「過呼吸症候群」でした。 では、過呼吸症候群とは、どの様な症状なのでしょう? 過換気症候群とも言われます。
過呼吸症候群とは(以下、Wikiより抜粋引用)
過換気症候群とは、精神的な不安や極度の緊張などによって過呼吸になり、血液がアルカリ性に傾くことにより生じる症状である。呼吸性アルカローシスとなり、四肢の痺れ、動悸、目眩等の症状が起こる。過呼吸症候群(かこきゅうしょうこうぐん)とも称されるが、一般に「過呼吸」と称されるものとの違いは原因が「精神的な不安」にあることであり、過呼吸症候群は呼吸を多く必要とする運動の後に起こるという点が異なるが、発症後の症状はほぼ同じである。
呼気からの二酸化炭素(CO2)の排出が必要量を超え動脈血のCO2濃度が減少して血液がアルカリ性に傾くため、息苦しさを覚える。そのため、無意識に延髄の中枢化学受容体が反射によって呼吸を停止させ、血液中のCO2を増加させようとする。しかし、大脳皮質は、呼吸ができなくなるのを異常と捉え、さらに呼吸させようとする。また、血管が収縮してしまい、軽度の場合は手足の痺れ、重度の場合は筋肉が硬直する。それらが悪循環になって発作が重くなる。
過換気症候群によって引き起こされる症状には以下のようなものがある。
息苦しさ
呼吸が速くなる(呼吸を深くすると胸部に圧迫を感じる)
胸部絞扼感
動悸
目眩
手足や唇の痺れ(テタニー)
意識障害
死の恐怖を感じる
(まれに)失神
しかしながら、この病によって死に至ることはない。(心臓発作併発以外)
上記のような内容です。
それと、発作が来る前には「自分自身で、なんとなく分かる」のが特徴的だと思います。(経験上)
私が、一番怖かったのは「このまま、死んでしまうのではないか?」と言う極限まで追い詰められた恐怖感が一番強かったです。 そのため、恐怖心から逃れるために「飲酒」に逃げていたことも認めます。
恐怖、緊張、不安など心因的ストレスから逃れる方法で手っ取り早いのが「飲酒」であった事も認めます。
そんな、事情もあり、更なる事情も重なり、段々とアルコールに依存していくには、そう時間は掛かりませんでした。
皆様も、何らかの不安、恐怖、緊張、コンプレックスなど、お持ちなる方は大勢いらっしゃると思いますが、「お酒の力」を借りるのは止めてください。
大きな代償と何年も無駄な時間を費やす事になります、私自身が経験者なので「私以外の人には同じ思い、未来を辿って欲しくない」のが、私、「心を和らげる相談室」の素直な想いであります。
心を和らげる相談室 代表 杉野 茂広
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