教職員の精神疾患率が年間5000人を超える勢い | 三重県でアルコール依存症をはじめとした悩み相談を受け付けております

ブログ

  1. 三重でアルコール依存症の相談をするなら【心を和らげる相談室 HEART】トップ
  2. ブログ
  3. 教職員の精神疾患率が年間5000人を超える勢い

教職員の精神疾患率が年間5000人を超える勢い

2020年10月02日

 

かねてから、教職員の精神疾患がとりだたされているが、今やコロナなどの影響で、教諭のメンタルが危険にさられている。

勿論、コロナだけが問題ではない。

 

教諭が一番メンタルを追い込まれる問題に「親御さんからのクレーム対応」、

「生徒間の揉め事に巻き込まれ、思い悩むケースも少なくない」、それに加え

「クラブ活動での休日対応」など様々な問題が山ずみである。

 

私事、ではあるが、姪が休日に友人と遊んでいる際、トラブルが発生した経験もある。 大人からすれば「些細な事なのだが、子供達にとっては重要でイジメに発展するほどの事案である」

 

先生方から聴いてるだけでも「心労がヒシヒシと伝わってくる」

中でも、2つ核となり得る事案があります。

「モンスターペアレンツのクレームは酷いもので、昔とは考えもつかない事案、もうひとつは、生徒からの圧力である」

後者の「生徒からの圧力で精神を病む教諭を多く見てきました」

 

生徒側から「教育委員会に言うぞ!」と言う言葉が、当たり前の様に発せられることは、何度も聞きました。

私の、学生時代では「考えもつかなかったことが、平然とまかり通っていることは事実です」

 

これは、あくまでも持論ですが、「ゆとり教育世代の生徒が、現在【親となっている】場合が多く、その当時の時代背景が今の子供たちに反映されている」

つまり、子供について親が過敏に反応しており、親の方が「子供に入れ知恵している状況が多く見られます」

 

現状、コロナの影響で学校側も、どう対応して良いのか、毎日が模索、検討している段階であるにも関わらず。

前記した苦情はいっこうに減少しない・・・寧ろ「増加傾向にある」

 

その、苦情に対応するのは、勿論「教頭、学年主任であったり、担任の先生」である。

ゆとり世代の「親」にとってみれば、当時の事が当たり前であり、今は、また詰め込め教育の方向にむけた教育方針とは、ジェネレーションギャップが生じて当然ではあるが、その部分を親が理解していない部分が大半である。

 

先生が、減れば教育にも影響が及び、学年で一年を通じて教えなければならない範囲が決めらているのが、基本であろう。それらが、疎かになってしまう事も先生は、心労の元であると発言される事が多い。

 

教育に専念できないのには、親、生徒の恐喝めいたクレームが多くみられる。

「親」や「生徒」ばかりが悪い場合だけではない。

 

今の教師の「頼りなさ」も一因であると私は考えております。

 

世の、「先生方」「親御さん」「生徒の皆さん」、お互いがもっと歩み寄ることによって改善される部分は多いにあると思います。

 

先ずは、「相手の立場になって考える」、「相手の意見を一度受け入れる」事が大切であると思えてなりません。

 

                                                       心を和らげる相談室  代表   杉野 茂広

 

PAGE BACK

ページの先頭へ

メールで今すぐ相談する