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メンタル不調の多い職種? 郵便外務員

2020年07月14日

どうして、郵便外務員に「メンタル不調が多いのか?」

 

皆様、こんにちは! 「心を和らげる相談室」です。

梅雨により様々な場所で甚大な被害が報告されていますが、皆さまの地域は大丈夫でしょうか?

それに加えて、コロナウイルスの感染拡大の再燃も出てきました、密を防ぎ、手洗いを励行する程度の防止策しか実践できませんが、「明日は、わが身」と考え自己防衛とともに罹患者への誹謗中傷は止めることを強く勧めます。

 

さて、今回は「的を絞っての、お話をさせて頂きます。」

対象は「郵便外務員」

皆さんは、郵便外務員(配達員)の仕事内容をどの程度、御存じでしょうか?

配達だけでなく年間を通じて多くの営業ノルマが課せられているのは御存じでしょうか?   代表的なものは「年賀はがき」です。

毎年、暮れになると「自爆営業」と世間やニュースなどを騒がせていますよね。

そんな、はがき や 切手 以外にも お中元、お歳暮、など多くは一人で捌ききれない量の販促物も取り扱っているのです。それの多くも自爆営業です。

また、ほぼ、毎月カタログが手渡れ、3個/人というノルマを課せれるのです。

日本郵便TOPは、「ノルマ制を廃止した」との見解を示しまいたが、「その言葉は、末端の従業員まで周知されています」しかし、蓋を開ければ「ノルマ」から「目標」と名目を変えただけ、しかも、「班で50個」とか、上手い抜け道を作り出したに過ぎません。

例えば、班員が10名で班での目標数が50ならば・・・簡単ですよね・・・5個/人になります。

その様な、「言葉のからくり」が、非常に多い!と、言う事をご理解ください。

私も、プロフィールに「元 郵便外務員」と書いてあります、偽りなく「郵便外務員」でございました。

そこから、この道に入るまで、いろいろな嫌な経験をしてきた経緯もプロフィール通りです。

そんな「元 郵便外務員」ですが、さすがに今の局の体制は如何なものか? と、物申したい!

 

なぜ、私の元を訪ねる郵便局員が多いのかと言うと、郵便局の事情をよく知っているという事が挙げられます。(アンケート結果の上位順です)

 

1・全ての事を話さなくても、理解してもらえる。(ほとんどのカウンセラーさんは、学歴から考えても、カウンセリングに特化した大学などの経歴の持ち主で、仕事内容から説明していかなくてはならず、本題になるまで、時間ばかり取られる

2・仕事の流れを把握しているので、「これは、こうで・・・」などの説明の必要がない。

3・ひととなりが、分かっているので話しやすい。

4・親身になって相談に乗ってくれる、考えてくれる・アドバイスをくれる。

5・気付いてなかった部分を、気付かせてくれる。

6・上司にアプローチしてくれる。

以上は、郵便局関係のクライアントにだけ取らせて頂いたアンケート結果です

 

まぁ、このような結果なのですが、嬉しいような、情けないような、複雑な気持ちです。


本来であれば、私の所属していた頃は「皆で、協力して、助け合いながら作業していたので、楽しい職場であったのです」しかし、どうでしょうか。・・・郵政民営化が本格的になり出した後から、ですかね。

ノルマは急激に増えるし、人間関係はギクシャクしだし、同僚の事を考える人間が少なくなりました。

 

 

私は、どちらかと言えば「上に弓をひいてる」部類でしたからね。(理由なく、弓をひいてばかりじゃないですよ)

理不尽なこと、上司のいう事を聞いていたら非効率と判断した場合などは、徹底抗戦する方でしたから・・・でも、今は、皆が「YES MAN」の様です。そりゃあ、上司からしてみれば「YES MAN」の方が、扱いやすい。

「YES MAN」を演じている者に限って、メンタル不調に陥りやすい。

それは、言いたいことも我慢して「いい部下を演じているから、体が拒否反応を出してきたのでしょ!」

 

 

そもそも、「いい部下ってなんですか?」

 

上司の言う事をはいはい聞いて、持ち上げるのが「部下の仕事でしょうか?」と、問い掛けた場合、必ず返ってくる言葉の多くは「YES MAN」に近い言葉か、YES MAN そのものなのです。


 

私は、違うと思っています。(ここには、私の個人的意見を書かせて頂きます

・上司が、間違った方向へ進もうとした時に、再確認を取る。

 (急に、今までとは逆な意見を言い出すのが郵便局の定番です)

・上司に、安心してもらえる部下になる。

 (アイツに任せておけば安心って思ってもらう)

・上司が頼んで来た事に対して、率直な意見を言い、快諾する。

 (例えば、この配達を○○時までに終わらせて、××の方に応援頼める

  かな?と、言われた場合、「○○時までには無理ですが、終わり次第

  ××の方に応援には回らせて頂きます」と、具体的な回答を示しておく)

  が、私の思っている理想の部下です。


それが、いい、悪い と、決めるのは上司次第です。


 

そんな、YES MANも多いのですが、上司のパワハラ疑惑がどこの局にも付き物です。

ある、情報ルートから、既に何人かの実名入りのネタはリークされています。

そして、今後、近い内に、地方紙すっぱ抜く事までこちらに届いております。

ですが、立場を利用したパワハラってのは、最低ですね。


何度も見てきましたが、特に営業能力が弱い者、配達が遅い者にばかり集中攻撃します。

 

見るに堪えかねて、「おい! 課長! 毎日、大きな声でコイツばかり叱責して、隣で仕事してる俺の身にもなってくれよ! あんた、コイツを攻めてるふりして本当に言いたい相手は【俺たち全員の外務員】だろ!? 聞いてても、パワハラって成立するよな・・。」と反撃に出た事もありました。

 

今の時代、YES MAN という言葉自体が、一昔前の言葉ですが全ての郵便外務員の後輩たちには、もっと積極的に出てもいいと考えています。

「大人しいよりも、やんちゃな方が郵便外務員に向いていると思います」

だから、自分をもっとアピールしてもいいのだと思ってください! 実行してください!

 

そして、どうしようもなくなったら「一緒に、考えましょう」、自分が動かずして、人は動きませんよ!

 

頑張れ! 郵便外務員!  

    心を和らげる相談室   代表   杉野 茂広


 

 

 

 

 

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